母親、落ち込んでいます。
またやってしまいました。
下の子の連絡帳に「リュックで登校。お弁当持参」と書いてある…
「えっ、何で?」
「明日は、社会科見学やで。」
それは知っている。学年だよりに書いてあった。通常、社会科見学には2パターンあって、
- 授業時間内に徒歩圏内の所に見学に行き、給食までに学校に戻る
- 電車やバスを使って、お弁当持参で遠出する
後者の場合、必ず学年通信に、日時、行き先、帰宅時間、お弁当の有無などの詳細が載せられます。今回はそれがなかったので、前者のタイプだと信じて疑わなかったのですが…どうやら、数日前に渡されたお知らせのプリントを私に見せ忘れていたそうです。
お弁当か…困った…私は料理が苦手で、子供のお弁当はある程度の準備がないと作れない困った母なのです。
とりあえず、夕ご飯から鶏肉料理をとりわけ、たまごを焼き、ウインナーを炒め、温野菜を作り、主人に買ってきてもらったパインの缶詰を入れ…1品だけ冷凍食品に助けを借り…
またまた、やってしまった。準備なしの母弁当。秋の遠足の予備日の時から全く成長していないお弁当…(むしろ退化しています)
今度こそは、あっと言わせるようなお弁当を作ろうと思っていましたが、あっさりと砕け散りました。
「お弁当美味しかった。」
の一言が唯一の救いでしょうか。
母は落ち込んでいます。
「野菜をしっかり食べるお弁当」のポリシーだけは貫けました。下の子も以前のように文句を言いませんでした。
精神的に成長した子供を見て、私も成長したいと思いました。空のお弁当箱を洗いながら、今度こそはとリベンジを誓うのでした。
お読みいただきありがとうございます。