精いっぱいの素朴なカップケーキ
寒くなると思い出す素朴なカップケーキ
まだ下の子が1年生のころ、学校ではインフルエンザとノロウイルスが大流行。とうとう、下の子のクラスでもとうとう学級閉鎖に。
小さく生まれて肺を人工的に膨らませてある下の子は、インフルエンザに掛かると普通の子どもより重症化して命の危険にさらされます。1人でお留守番させておくわけにはいかず、私は仕事を休んで発症しないか様子見することに。
「お母さん、お菓子作ろう!」と下の子が突然言い出し、2人で作ったのがカップケーキでした。当時の私はお菓子は全く作らなかったので、混ぜるだけの素朴なカップケーキが精一杯でした。作れないなんて、意地でも言えません。
あれから数年…今の私はもうレシピなしでも焼けるようになりました。母は少しだけ成長しました!
これはプレーンタイプですが、2人で作ったときは少しだけ見栄を張って、溶かしたチョコを入れたチョコレート味でした。「お母さんって、お菓子作れるんだね」と子供達が喜んでくれたのを覚えています。
今年もそろそろインフルエンザの季節です。予防接種を予約されて嫌そうな上の子、体質上予防接種を受けられない下の子、2人とも元気に冬を過ごせたらいいですね。
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